三分間法話「中山卓仁」

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中山卓仁

法話を聞く

はい、こちらは西山浄土宗総本山光明寺テレホンセンターの中山卓仁でございます。

新しい年も早やひと月が過ぎて、平成の時代も残り三か月足らずとなりました。皆さまには、如何お過ごしでしょうか。

私事で恐れ入りますが、おととし初孫に恵まれました。この二月で一歳と四カ月になる女の子です。

常々同年輩の友人から「孫は目の中に入れても痛くないほど可愛いよ。」と聞かされておりました。まさしくその通り。這っている。ミルクを飲んでいる。寝ている。いたずらしている。何をしているところを見ても、ただ可愛いらしいばかりです。

どうか大きな事故に遇ったり、ひどい病気をしたりせずに、健やかに成長してほしいと願うばかりです。そして、この児が悲しい時や苦しい時があれば側にいてあげたいと思うのです。

私たちが子供や孫にかけるこの思いや願いを慈悲といいます。同様に、私自身も両親や祖父母などから同じ思いや願いをかけられ、数えることも量ることもできない命とお陰様のはたらきを蒙って生かされてきたことに気がつかなければなりません。

『観無量寿経』に「仏身とは大慈悲これなり」とありますように、阿弥陀様が私どもにかけて下さる思いと願いこそが、このお慈悲の心なのです。

「南無阿弥陀仏」というお念仏を称えるのは、私たち凡夫を救わずにはおかぬという阿弥陀様のお心と、それに気がづいた私たちの心が一つになった喜びの姿なのです。

寝ている時も覚めている時も、阿弥陀様は常に私とともにいらっしゃいます。法然上人が「ただ一向に念仏すべし」とお示し下さったように、悪いことを少しでも止め、善い行いを心がけ、少しでも社会の役にたてるような人生が過ごせるように、毎日お念仏を喜ぶ日暮らしを心がけましょう

お電話、ありがとうございました。

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