三分間法話「土江祥哲」

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土江祥哲

法話を聞く

こちらは、西山浄土宗総本山光明寺テレフォンセンターの土江祥哲です。

10月10日は、体育の日です。私が子供のころは、体育の日に運動会が行われていました。運動会の定番である綱引きは、元々各地で年中行事としておこなわれるものでした。地域により時期に違いはありますが、綱引きの勝ち負けで農作物のできを占ったり豊作を祈ったりするための行事です。

「禍福は糾える縄の如し」ということわざがあります。この意味するところは、一本の綱は2本の縄から出来ています。ひとつの縄を福とし、もうひとつの縄を禍とします。その二つの縄をより合わせるとひとつの太い縄になります。人生とは、まさにこの縄のようなものです。幸福と思える時、悲しみに打ち沈む時、色々な時があります。

幸せのときには、浮かれずいつまでも続くものではないと気をひきしめて過ごし、禍のときは、耐えていればいつかは幸福と感じる時がやってくることを信じて過ごしましょう。

西山上人の御法語の鎮勧用心の中に「さめて一日をくらすも弥陀内証のうちに暮らす」というお言葉があります。 一日の生活の中で良い事もそうでない事も両方を受け入れ、弥陀内証、つまり阿弥陀様の計らいと救いの中に生かされているという歓びに気づきたいものです。

一時の歓びに浮かれず、そうでない時も悔やまず阿弥陀様の計らいにより今こうあるのだと、ありのままを受け止めて、ありがとうございます阿弥陀様とお念仏を称え、報恩感謝の気持ちで日暮しをいたしましょう。

お電話ありがとうございました。

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