三分間法話「城井治邦」

城井治邦

法話を聞く

「心持」

こちらは、西山浄土宗総本山光明寺テレホンセンターの城井治邦です。
今年も早や九月となり、気が付けば残暑も後少しの季節になってまいりましたが、皆様はどうお過ごしでしょうか。
私達は、普段余りにも忙しく回りを振り返る心、お慈悲やお陰をいただいている事に感謝する心を亡くして、自分の都合ばかりしか考えられなくなってしまいがちです。そんな日々の生活の中で、本当に信頼できる友人等がいない事は、寂しい事であります。

宗祖法然上人は、
「浄土の法門と、遊連房とにあえるこそ、人界(にんがい)の生(しょう)をうけたる、思い出にては侍(はべ)れ」と、おおせられております。

私は約二十年程前、修行中に様々な年齢の先輩後輩仲間友人たちとの出会いがありました。僧侶として本当に重要な出会いだったと思えます。誰でも人生に幾度か、特定の人物と出会うことによって、人生の方向が大きく転換する事があります。
あるTV番組では、人生において三人の人に出会う事が重要であるといっていたのが印象に残っています。
一人は、先生といえる尊敬できる人。
一人は、双子といえるような人生の苦楽を共にできる人。
一人は、鏡といえるような自分を映しだして成長を確認出来るような人であります。
善き出会いをするか、悪しき出会いをするか、それは全て私であります。日頃から、どういう心持ちで生活しているかによって変わってくるのであります。
私達は、忙しさに負けず様々な出逢いなどを通して阿弥陀さまを身近に感じ、受け止める事の有り難さ・うれしさをもって、どんな時でも毎日が勿体ないような日々を過ごさせて頂き、「南無阿弥陀仏」と称える事のできる生活をおくる事が大切であると思います。
本日は、お電話有難うございました。

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