三分間法話「森田俊尚」

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森田俊尚

法話を聞く

ハイ、こちらは、西山浄土宗本山部長の森田俊尚です。お電話ありがとうございます。

日頃皆さまはお仏壇の前に座られ、仏様やお祖師さま、そしてご先祖さまに灯明や線香などをお供えになり、合掌してお念仏を唱えておられることと思います。お仏壇で日々の暮らしの感謝と家族の幸せを祈ることはとても素晴らしく美しい行為と言えます。

この感謝と祈りのお念仏のほかに、もう一つ大切な行為があります。それは反省をするという行為です。経典では懺悔(さんげ)と書かれており、これはまさしく反省をすることを勧めています。私たちの心の中や何気ない行為をよくよく観察してみますと、きっと気がつきます。やってはいけない行為、思ってはならない思いなど、少なからずあるのではないでしょうか。

例えば鏡をみると自分の顔の様子が良く分かりますが、鏡も見ないで寝起きの状態で町を歩くと恥ずかしい気持ちになります。ところが心を映し出す鏡は残念ながらありません。穏やかな心であっても今の時代ストレスが掛かりすぎて、見るもの聴くもの、また人と接しても直ぐ些細なことで心が乱れてしまいます。そんな状態で町に出たとき、回りの方に不快感を与え、時には様々な事件を引き起こすことになるでしょう。

お仏壇の前で自分と向き合って、もし反省すべき点があればお念仏をお称えください。常々お念仏を称えさえすれば反省したことになる、とお祖師様はお勧めになられています。そしてやがて阿弥陀仏に抱かれていることにきっと気がつくと思います。

お電話ありがとうございました。

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