回向とは

回向は回し向けると書きます。自ら積んだ善い行いを、回し向けるという意味です。
しかし、自分のことをよくよく振り返ってみると、なかなか“悪いことをしない”、“善いことをする”、“他のためになることをする”ことが出来ません。
そのような私が、阿弥陀仏の大慈悲心に気づかせていただくと、心に仏さまを思い自然に手が合わさり、お念仏を称えることができるようになります。
まず、お念仏を称え、亡き人に感謝することが、回向の始まりです。
自分がするのではない、皆さんのおかげ、先祖さまのおかげ、阿弥陀仏のおかげで今があるという気持ち、つまり自力(自分でなんでもできる気持ち)から他力(おかげ様の気持ち、感謝の気持ち)へ心が変わる、心が回し向けられるのが回向なのです。